2017年12月1日金曜日

広角は楽しい(SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary の感想 その2)

水辺の椿
α6500 & SIGMA 16mm F1.4 DC DN

 広角レンズは楽しいですね。
 広がりのある光景を広々と写し込むだけでなくて、メインの被写体に寄りつつも周囲の情景も取り込んでみるなど、いろいろと工夫のし甲斐があります。

 個人的には広角レンズを楽しく使うコツは「とにかく寄る」ことだと思っています。

 相撲の極意は「押さば押せ、引かば押せ」だそうですが(相手が押してこようが引いてこようが押せということ。出典は高校生の時に読んだ『拳児』)、広角の極意は「寄らば寄れ、引かば寄れ」だと勝手に思っております。

 ぐいぐいぐいぐい寄っていくと、新たな世界が開けます。
 メインの被写体にピントを合わせて背景をボカシてもいいし、あるいは背景にピントを合わせてメインをあえてボカシのもいいです。広角レンズは被写界深度が浅いので、かなり寄ってもボカシている部分がなんとなくわかるのが良いところです。

 さて。
 このシグマさんの「SIGMA 16mm F1.4 DC DN」ですが、点光源が年輪ボケにならないのが嬉しいですね。
 少し前の非球面レンズを使ったレンズではよく発生したものですが、技術の進歩とは凄いものです。

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